2004年08月09日 |
東京応化、台湾のIT用高純度薬品 能力倍増完了 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東京応化工業 |
東京応化工業は9日、長春石油化学と合弁の台湾子会社「台湾東應化」が、苗栗工場で進めていた、半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュールなどのフォトリソグラフィ工程で用いられる、高純度化学薬品の生産能力倍増工事が完了し、操業開始したと発表した。 台湾東應化社は、順調に業績を拡大中だが、将来の半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール分野での需要増加、とくに今後見込まれている、液晶ディスプレイ分野での大幅な拡大に対応するため、昨年2003年10月から1億8,900万円をかけて生産能力の倍増工事を進めていた。 台湾は半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール関連の生産が高水準で推移しており、東京応化グループにとって重要戦略地域の一つ。今回の能力倍増によって、さらに安定的な供給が可能になったとしている。 【生産能力増強の概要】 (1)工場名 :台湾東應化・苗栗工場 (2)所在地 :苗栗市文山里252號 (3)増強品目:半導体、フラットパネルディスプレイ、パッケージモジュール製造用シンナー・剥離液・フォトレジスト現像液 (4)工事内容:工場棟、生産設備、倉庫棟の建設等 (5)投資額:約58,000,000台湾ドル(約189百万円/2004年8月6日現在) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0809tokyooka.pdf |