2004年08月10日 |
三菱化学、フェノール、ビスフェノールAなど再値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は10日、主原料であるベンゼン価格の異常高騰に対応するため、フェノールおよびビスフェノールA(BPA)の価格修正実施を決めたと発表した。今月16日出荷分からフェノールはキログラム当たり23円、BPAは同28円それぞれ値上げする。 国内向けのフェノール製品価格は、7月に国産ナフサ価格見合い(キロリットル当たり31,000円)の修正を行ったが、その後、もう一方の主原料であるベンゼン価格が高騰を見せ、指標となる米国契約価格は8月分がガロン当たり385セントと、第2四半期比60%アップで決着するなど、異常な高値で推移している。また需要が旺盛なため、需給バランスも極度のタイト状態にあるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0810mitsubishi.TIF |