2004年08月11日
SMの出荷、7月も前年の9%増と高水準
国内向けは5ヶ月振りの前年同月超え
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

 日本スチレン工業会が11日に集計したところによると、SM(スチレンモノマー)の7月の生産量は29万7,415トン、出荷量は30万6,376トン、月末在庫は7万5,645トンとなった。前年同月に比較すると、生産は7%増、出荷は9%増、在庫は5%減ということになる。
 
 出荷のうち国内向けは18万6,724トン、輸出は11万9,652トンとなている。国内向けが8%、輸出が9%それぞれ前年同月の実績を上回っている。
 うち国内向けは5ヶ月振りの前年同月超えである。最大消費先のPSの生産量が前年同期を7%上回ったことによるところが大きい。一方の輸出は17ヶ月連続の前年超えとなった。中国の需要が依然として活発なことによる。月末の在庫率は0.24ヶ月分で、かなりの低水準となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/0812smps.TIF