2004年08月18日 |
三菱化学、中国藍星社へアクリル酸技術ライセンス供与 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学エンジニアリング |
三菱化学は18日、中国藍星(集団)総公司(本社:北京市、任建新社長)との間で、アクリル酸(AA)及びアクリル酸エステル(AE)技術の供与と、藍星社が生産する同製品の一部引き取りについて合意したため16日に契約調印したと発表した。 三菱化学は、藍星社のグループ会社である沈陽パラフィン社が遼寧省沈陽市に2006年第3四半期から生産を予定しているAA(8万トン/年)・AE(12万トン/年)製造プラントに生産技術を供与する。 また、同プラントによって製造されるAA・AEの一部を引き取り、南アフリカのサソール社との合弁会社サソール・ダイヤ・アクリレーツ社(本社:南アフリカ、木村 武司社長)を通じて、中国を含むアジア市場を中心に販売する予定。同プラントの基本設計及び設備調達は、三菱化学エンジニアリング社が担当する。 藍星社は、中国の国営石油化学会社の一つである中国化工集団を構成する中核会社で、今回の沈陽市におけるアクリル酸及びアクリル酸エステルプラント建設は、自社のプロピレンを基に企業化が計画されてきた。 【藍星社の概要】 (1)英文社名:China National Bluestar (Group) Corporation (2)設立:1984年9月 (3)本社:北京 (4)社長:任建新 (5)資本金:200億元 (6)事業内容:工業洗浄/膜及び水処理/石油化学 (7)売上高:約100億元 (8)従業員数:約5万人 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0818mitsubishi.doc |