2004年08月24日

TEC、韓国・大韓油化からプロピレン増産プラント受注

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング（TEC、山田 豊社長）は24日、グループ会社のトーヨー・コリア社と共同で、韓国の大韓油化工業（KPIC）から、ABBルーマス社のプロピレン増産技術であるOCT（プロセス）による、年産11万トンのプロピレン製造設備を受注したと発表した。 　KPIC 社がポリプロピレン用に現在社外から調達しているプロピレンを自社生産するもので、運転開始は2005年末の予定。OCTプロセスの受注はこれが3件目、海外向けは初めてとなる。 　 　＜受注概要＞ ■ 客先： 大韓油化工業株式会社（Korea Petrochemical Industry Co., Ltd. 略称：KPIC）（本社 ソウル、社長 李 舜揆＜Lee Soon-Kyu＞） ■ 建設地： 韓国・温山 ■ 対象設備： 年産11 万トン・プロピレン製造設備 ■ ライセンサー： ABBルーマス社（ABB Lummus Global Inc. 本社 米国ニュージャージー州） ■ 役務範囲： 詳細設計、機器資材調達、工事 ■ プラントの完工予定：2005 年末 ■ 受注の意義 ＊ OCT プロセスでの韓国初の実績である。 ＊ TEC が積極的に推進する海外拠点との協業体制（トランスナショナル体制）での営業活動が実り、今回の受注につながった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0824toyoeng.pdf