2004年08月24日
第3回「日中化学官民対話」12月6日上海で開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東ソー

 日中間の化学産業が当面している問題について話し合う、第3回「日中化学官民対話」は12月6日、上海市で開催することが決った。上海では12月7〜9日の3日間、CPCIA(中国石油・化学工業協会)主催の第7回「中国国際化工展示会」が開かれることになっており、日本代表団は「官民対話」の翌日、同展示会を見学する予定だ。
 
 日本からは経産省の眞鍋隆化学課長をリーダーとし、日化協・日中化学産業交流連絡会の田代圓代表世話人(東ソー会長)を中心に多数の業界関係者が参加する。
 
 議題などは現在両国事務ベースで調整中だが、中国市場向けには日本からの輸出や投資が増大する一方、中国政府によるアンチダンピング調査はいぜん多発している。このため通商問題について相互理解を深めたいとの意向が日本側には強い。このほか、前回に続いて環境や安全・省エネ対策、知的財産権問題なども取り上げられるもようだ。