2004年08月24日 |
クラレプラスチックス、環境にやさしい食品工業用ホース2種類新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレプラスチックス(本社:大阪市、岸勝彦社長)は24日、焼却可能で環境にやさしい脱塩ビ素材を使った油脂・脂肪性食品用の「クリーンフレキHG」と、粉体・粒体食品輸送用静電防止タイプの「導電性クリーンフレキ」の2種類のホースを開発したため、9月初旬から発売すると発表した。 同社は、焼却してもダイオキシンなどの有害物質を発生しないスチレン系熱可塑性エラストマーを素材とした環境対応型ホースを「クリーンフレキ」のブランドで販売してきたが、市場ニーズに合わせてさらに差別化・高付加価値化した。 「クリーンフレキHG」は、耐油性樹脂を内貼りしたもので、油脂・脂肪性食品輸送に適している。もう一つの「導電性クリーンフレキ」は、アース線などの金属を使用せず、導電剤を特殊配合することにより導電性能を付与したため、粉体・粒体食品を輸送するときに発生する静電気の防止が可能になった。売上げ目標はそれぞれ初年度3000万円、3年後1億円。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0824kurarepla.pdf |