2004年08月27日 |
PPフィルムの7月の出荷、OPもCPも引き続き前年超え |
両品種トータルの累計は前年同期の2.9%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が27日に集計したところによると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーの7月の総生産量はOPP(PP延伸フィルム)が2万1,829トン、CPP(PP無延伸フィルム)が1万2,656トンの合計3万4,485トンとなった。前年同月の実績に対比すると、OPPは3.6%増、CPPは1.4%増、トータルは2.8%増ということになる。 OPPは6ヶ月連続の、CPPは2ヶ月連続の前年同月超えとなった。両品種合計も2ヶ月連続の前年超えである。 OPPの7月の出荷が前年を3.6%上回ったのは、最大消費分野である食品包装向けが3.3%増と着実な伸びを遂げたのに加えて、「その他分野」向けが12.3%という高い伸びを遂げたため。食品包装向けは5ヶ月連続の前年同月超えとなっている。 一方のCPPの伸び率は小幅にとどまっているが、これはメーンの食品包装向けが0.1%減と不振であったせい。それでも全体が前年超えとなったのは、「その他分野」向けが5.5%増と順調な伸びを遂げたため。 こうした結果、1月から7月までの出荷の累計はOPPが15万371トン、CPPが8万6,590トンの合計23万6,961トンとなった。前年同期に比べると、OPPは2.8%、CPPは2.9%、合計は2.9%それぞれ多い。 |