2004年09月07日 |
三菱樹脂、インクジェットプリンター用に植物系フィルム |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は7日、従来のインクジェットプリンター用フィルム『プリメイクHL』に、トウモロコシなどから作られるポリ乳酸を主原料とする植物系フィルムを採用した環境配慮タイプのインクジェットプリンター用フィルム『プリメイクHL PLA』を開発、10月から本格発売すると発表した。 同社は、インクジェットプリンターで高画質な印刷ができ、発泡ボードやプラスチック板などにラミネートするだけで展示パネルなども作成できる、インクジェットプリンター用フィルム『プリメイクHL』を開発し、本年4月から販売している。 この『プリメイクHL』を環境配慮タイプにしようと、このほど植物系フィルム「エコロージュ」を基材に採用したインクジェットプリンター用フィルム『プリメイクHL PLA』を開発した。希望小売価格は平方メートル当たり2,700円。従来の『プリメイクHL』も含めて、3年後10億円の販売を見込んでいる。 主な特長は以下の通り。 (1)基材フィルムに、トウモロコシ等の植物から作られるポリ乳酸を主原料とする植物系フィルムを採用し、環境負荷を軽減した。 (2)従来の「プリメイクHL」と同等の高画質な印刷が可能。 (3)発泡ボードやプラスチック板などに熱ラミネート接着ができる。 (4)印刷面保護のための保護フィルム不要。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0907m-jushi.doc ○写真 http://www.chem-t.com/fax/images/0907m-jushi.jpg |