2004年09月14日 |
PSPの8月の出荷、前年同月比95%にとどまる |
ラミネート一般向けを除く3品種が前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が14日に集計したところによると、同シート(PSP)の8月の総出荷数量は前年同月比95.0%の8,980トンとなった。 ラミネート一般向けは1.2%増となったが、ロールトレー向け、ロール一般向け、ラミネート丼向けの3品種はいずれも前年を割り込んだ。ラミネート丼向けの8.2%減が特に目立つ。 これでPSPの月間出荷数量は今年に入ってからの8ヶ月連続の前年同月割れとなったわけだが、これにはスーパー等の流通業界の軽量化要求に対応しての薄肉化の進展と大手成形加工企業によるPSPの自給化率の拡大とが大きく影響していると見られる。PSPメ−カーによると、枚数ベースの需要の減少は見られないという。 この結果、今年1月から8月までの総出荷数量は7万4,190トンとなった。前年同期の実績を5.4%下回っている。 |