2004年09月24日
ナフサの国際スポットが続伸
西北欧では再び440ドル台に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット相場が今週に入って各地で再び上昇しはじめた。特にアップ率の高いのは北西欧におけるCIF価格で、直近の平均価格は再び400ドル台に乗って極東向けを追い抜いている。
 
 エチレンセンター筋によると、今週半ばの国際相場は、極東向け(C&F/ジャパン)がトン当たり約439ドル、北西欧のCIF価格が同443ドルとなっている。いずれも史上最高値となった8月中旬に次ぐ高いレベルだ。最近のボトムは9月の第1週前半であったが、現在はそれを40〜50ドル上回っている。原油のスポット相場が軒並み反騰してきたことによるものと見られている。