2004年09月27日 |
ダイオキシン類の昨年度の排出量はさらに縮小 |
376〜404g-TEQ/年で、6年間で95.0%削減 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は27日、ダイオキシン類の昨年の排出量が376〜404グラム-TEQ/年であったと発表した。平成9年から6年間で95.0%削減されたことになる。前年の排出量に対しても60.2〜58.4%減っている。 ダイオキシン類の排出量については、平成11年3月のダイオキシン類対策関係閣僚会議で「今後4年以内に全国のダイオキシン類の総排出量を平成9年に比べ約9割削減する」との削減基本指針と、「平成14年度末のダイオキシン類の削減目標量を843〜891g-TEQとする(平成9年の推計排出量に比して88.2〜88.5%減)」との削減計画がまとめられ、いらい関連産業界では、こうした目標のクリアを目指して懸命の削減努力を重ねてきた。 そうした結果、15年の排出量が376〜404g-TEQまで縮小したことについて環境省では、「15年の排出量は削減目標を下回っており、削減目標は達成されたと評価される」との見解を表明している。 平成9年以降各年のダイオキシン類の排出量の推移は以下の通り。単位はg-TEQ/。 9年=7,680〜8,135 10年=3,695〜4,151 11年=2,874〜3,208 12年=2,394〜2,528 13年=1,899〜2,014 14年= 944〜970 15年= 376〜404 |