2004年10月05日
中外製薬、経鼻PTH製剤の有用性米国骨代謝学会で発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は5日、第一サントリーファーマと日本で共同開発中の経鼻PTH(1-34)製剤「CHS13340」について、臨床における有用性が認められたとの前期第〓相試験結果が、10月4日17時(現地時間)、米国のシアトルで開催された米国骨代謝学会で、徳島大学大学院 生体情報内科学の松本俊夫教授により口演発表されたと発表した。
 
 臨床試験は、日本人の骨粗鬆症患者に対する「CHS13340」の効果や適用量の予備的検討を目的に実施された。患者92名を対象に、投与量により3群に分け、1日1回、3カ月間にわたって継続投与した。この結果1日投与量1000μgにおいて骨量が2.4%増加することが確認された。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1005chugai.pdf