2001年10月30日 |
BASF、韓国・群山に発酵法ビタミンB2年産3,000トン工場建設 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは30日、BASF本社が韓国・群山(グンサン)に3,000トンのビタミンB2工場を建設すると発表した。これによりBASFは現在ルートヴィッヒハーフェンで生産中のビタミンB2製造設備を他品目の生産に割り当てる。 同社のビタミンB2生産能力は現有年産1,000トンから3,000トンに増えることになる。 BASFは先にビタミン事業拡大を発表したが、今回の韓国での計画は6億ユーロの投資戦略の一環となる。 新工場の完成は2003年の予定だが、群山工場はこれにより発酵プロセスによるファインケミカル生産の中心地になる。群山工場にはリジン年産10万トンの設備があり、すでに世界最大規模の発酵プロセスによる生産拠点の1つになっていると同社ではいっている。 |