2004年10月14日
東商、中小企業の「勇気ある経営大賞」8件を授与
代表はペットボトルリサイクルのアイエス
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成

 中小企業を励ます「勇気ある経営大賞」の授与式が14日、行われた。同賞は東京商工会議所(会頭・山口信夫旭化成会長、TEL/03-3283-7644)が募集、選考(委員長・唐津一東海大学名誉教授)したもので、ことしは同大賞の優秀賞が選ばれた。賞金は1件50万円。受賞は代表アイエスを含め以下の8件で、大賞は対象がなく見送られた。対象は都内の企業。
 
◇アイエス(稲田修司社長、東京・虎の門)「使用済みペットボトルから新たなペットボトルをリサイクルする革新的技術とプロセスなど」
◇アパレルウェブ(千金楽健司社長、東京・日本橋)「インターネット上での新技術活用により、アパレル業界に特化したソリューション(問題解決型)事業の体系化など」
◇エビナ電化工業(海老名延郎代表取締役、東京・大田区)「先端分野に特化した表面処理技術を開発、提案。独自のビジネスモデル確立など」
◇大智化学産業(鏑木新吾代表取締役、東京・墨田区)「環境への配慮により、油性製品から水溶性製品に特化した新製品開発、ビジネスモデル確立など」
◇木村技研(木村隆英代表取締役、東京・世田谷区)「清掃、管理、施工が容易な“ナガセルブ”を開発、快適な公共トイレ空間を実現」
◇坂田電機(坂田文男代表取締役、東京・杉並区)「ケーブルレスによるデータ送信に関して低周波磁界を用いた地中通信システムを開発」
◇シナジー(尾坂昇治代表取締役、東京・品川区)「コンセプターからITを活用したソリューション事業への進出。APS(アプリケーション・サービス・プロバイド)事業の展開」
◇日本パープル(林秀厳代表取締役、東京・港区)「情報セキュリティと環境保護の視点から機密書類の回収・処理事業を展開、従業員教育の徹底などで顧客の信頼を確保」