2004年10月15日
慶大の環境公開セミナーが23日からスタート
塩ビ協や日化協も講師等を派遣
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:信越化学工業、塩ビ工業・環境協会、日本化学工業協会

 慶応大学主催の「16年度後期環境公開セミナー」が23日からスタートする。12月18日までの土曜日の午後に都合6回にわたって開催される。対象は学生と一般市民(聴講無料)。会場は慶大の日吉キャンパス内の来往舎2階。
 鹿園直建・慶応大学大学院教授ら学界の環境・エネルギーの専門家のほか、塩ビ工業・環境協会の西出徹雄専務理事や日本化学工業協会の鳥居圭市常務理事も講師やパネラーを務める。
 
 プログラムは以下の通り。事務局はテムス・環境コミュニケーションセンター(FAX;03-3547-3656)
 ▽第1回=10月23日 前半(13:30〜15:00以下同):二酸化炭素処分問題と地球環境との共存型社会(慶大大学院開放環境科学専攻教授 鹿園直建氏)
          後半(15:10〜16:40以下同):化学産業界の安全・環境への取組み-自主活動を中心に-(日本化学工業協会常務理事 鳥居圭市氏)
 ▽第2回=11月6日 前半:エネルギー供給者としての石油産業の役割(石油産業活性化センター 早内義隆氏)
          後半:プラスチックリサイクルの現状と展望(神鋼環境ソリューション顧問 牧野哲哉氏)
 ▽第3回=11月20日 前半:CO2排出抑制を実現する石炭エネルギー利用技術の展開(東京工業大学大学院理工学研究科教授 岡崎建氏)
          後半:日本における石炭需給の現状とその利用技術(石炭利用総合センター 原田道昭氏)
 ▽第4回=11月27日 前半(理工学部矢上台校舎):世界と日本のエネルギー情勢・地球環境の現状(慶大大学院開放環境科学専攻教授 川口修氏)
          後半:環境問題の考え方(信越化学工業 木下清隆氏)
 ▽第5回=12月4日 前半:世界天然ガス産業と市場;現状と今後予想される展開(石油天然ガス・金属鉱物資源機構 野神隆之氏)
          後半:アジアのエネルギー需要増大と安全保障(アジア・太平洋エネルギーフォーラム代表幹事 末次克彦氏)
 ▽第6回=12月18日 前半:エネルギー多消費生活は維持するか 話題提供+パネルディスカッション。司会;慶応大学教授 井出亜夫氏。パネリスト;塩ビ工業・環境協会専務理事 西出徹雄氏ほか。