2004年10月15日 |
会計ビッグバン評価へ「企業会計研究会」発足、経産省 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成、東レ |
経産省は15日、わが国会計基準の国際化に伴い、今後の企業会計のあり方を検討するための研究会として「企業会計研究会」を立ち上げたと発表した。北畑隆生・経済産業政策局長の私的研究会として14日発足した。 急速に進む会計基準の整備(会計ビッグバン)による会計基準の国際化をわが国経済・産業との関係で評価、検討しようというもので、連結範囲の見直し、税効果会計、金融商品会計、退職給付会計等の会計ビッグバンが与えた影響を産業界にアンケート調査し評価する。 また、今後適用される減損会計(2005年度)、企業結合会計(2006年度)についても経済・産業に与える影響を検討する。これらの検討結果を踏まえて、わが国の現行会計制度のあり方について評価、検討する。来年春報告をまとめる。 研究会は、安藤英義・一橋大商学部教授を座長に、メーカーや商社などの企業経営陣、大学、有識者ら委員25人で構成。化学関係では旭化成・伊藤一郎専務執行役員、東レ・枡田章吾経理部長らがメンバーとして参加している。 |