2004年10月18日
米シンテック 30周年、世界最大の塩ビ樹脂メーカーに
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:シンテック

 信越化学100%子会社の米国・シンテック社(本社:テキサス州ヒューストン、金川千尋社長)は17日、操業開始30周年を迎えた。
 
 同社は1973年7月に設立。10月17日にテキサス州・フリーポート工場で年産10万トンの塩ビ樹脂製造プラントが操業開始した。いらい30年間、米国内外の好調な需要を背景に急成長をとげ、現在はフリーポートとルイジアナの2工場に年産231万トン能力(買収したボーデンケミカル分を含む)と、米国内で30%以上のシェアをもつ、世界最大の塩ビ樹脂メーカー。
 
 シンテックは業績も好調で、2003年12月期の売上高は1,440百万米ドル(約1,671億円)、経常利益は205百万ドル(約238億円)。信越化学の9期連続(連結)最高益更新に大きく寄与している。今後も信越化学グループにおける塩ビ樹脂の中核拠点として発展を目ざす。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1018shinetsu.TIF