2004年10月20日 |
JFEスチールと塩ビ管・継手協会に「資源循環システム賞」 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:JFEスチール |
財団法人・クリーンジャパンセンターはこのほど、2004年度の「資源循環技術・システム表彰」として、使用済みプラスチックの高度原料化技術を開発、事業化したJFEスチール社に経済産業大臣賞、また使用済み塩ビ管・継手のリサイクルで大きな成果をあげた塩化ビニル管・継手協会に同省産業技術環境局長賞を贈った。 JFEスチールは、1995年の容器包装リサイクル法成立に先がけて、独自技術でプラスチックを高炉還元材として利用するシステムを開発した。現在塩ビなど年間約12万トンの廃プラスチックを高炉原料として有効利用している。省資源・省エネ効果が認められ、今回の受賞となった。 塩ビ管・継手協会は、1991年から再生処理が難しいとされてきた、塩ビ管のリサイクル技術に挑戦し、回収ー再生システムを構築した。1998年には全国各地の再生業者10社の協力を得てシステムを完成し、運営開始した。現在、受入拠点は全国56ヵ所に広がり、年間排出量3万5,400トンの52%にあたる1万8,500トンのリサイクル(2004年度実績)を実施、循環型社会づくりへの貢献が評価された。 |