2004年10月22日
EPSの出荷、9月も引き続き着実な伸び
4ヶ月連続の前年超え、累計も2.5%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

 発泡スチレン工業会が21日に集計したところによると、EPS(発泡スチレンビーズ)の9月の出荷数量は1万7,032トンとなった。前年同月の実績を2.5%上回っている。これで4ヶ月連続の前年同月超えとなった。
 
 最大消費分野の水産向けは0.8%の微増にとどまったが、ブロック向けが21.5%増、家電向けが14.3%増とともに大きな伸びを遂げ、農産物向けの11.1%減とその他成型品向けの4.0%減を補った。
 
 この結果、1月から9月までの累計は14万1,149トンとなった。前年同期を同じく2.5%上回っている。この場合も農産物向けは5.8%減と低迷しているが、他の主要分野は全て前年を上回っている。
 
 EPSの9月の出荷実績は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年比。右は1〜9月計。
 ▽水産     8,934(100.8%)  70,998(101.4%)
 ▽農産物     796( 88.9%)  10,179( 94.2%)
 ▽その他成型品 3,330( 96.0%)  27,072(100.1%)
 ▽家電梱包   1,724(114.3%)  15,071(104.1%)
 ▽ブロック   2,139(121.5%)  16,606(116.1%)
 ▽ネダ      99( 92.5%)   1,138(122.0%)
 ▽一枚焼き    10( 52.6%)   85( 58.6%)
 ▽合計     17,032(102.5%)  141,149(102.5%)