2004年10月27日 |
汎用4樹脂の3Qの出荷実績、成形品種が大幅な伸び |
ポリオレフィンのフィルム用も軒並み着実な成長 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局は27日、汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とPS)の今年7〜9月期における需要分野別(品種別)出荷実績をまとめた。 それによると、4樹脂とも最大消費分野の品種が前年同期超えとなっている。LDPEのフィルム用は3%、HDPEのフィルム用は6%、PPの射出成形用は7%、PSの包装用は5%それぞれ年々同期を上回っている。 また、他の品種ではLDPEの中空成形用の11%増、HDPEの射出成形用の18%増、PPの押出成形用の13%増、PSの雑貨用・他の13%増--などが高成長ぶりが目を引く。つまり、成形用品種が特に高い伸びを遂げたといえる。 前年同期を下回ったのは、LDPEの電線用、射出成形用、パイプ用、PPのフラットヤーン用--などごくわずかにとどまっている。 |