2004年10月28日 |
PPフィルムの出荷、9月も順調な伸び |
1〜9月の累計もOPPとCPP合計で2.8%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、9月におけるPPフィルムの出荷数量はOPP(延伸PPフィルム)もCPP(無延伸PPフィルム)も前年同月の実績を上回った。 OPPは0.9%増の2万2,145トンにとどまったが、CPPが4.6%増の1万2,861トンと好調を維持し、トータルでは2.4%増の3万5,006トンとなった。もっとも、OPPは8ヶ月連続の前年同月超えである。CPPの前年同月超えは4ヶ月連続。また、両品種トータルも4ヶ月連続の前年同月超えとなった。 両品種とも主力の食品包装用が9月も順調な伸びを遂げている。CPPは4.2%増の1万865トンで、7ヶ月連続の前年超えとなった。CPPは1万865トンの4.2%増で、前月に続いての前年超えである。 この結果、今年1月から9月までの出荷の累計はOPPが19万2,258トン、CPPが11万554トン、合計が30万2,812トンとなった。前年同期比はOPPが2.6%増、CPPが3.2%増、合計が2.8%増となっている。この場合も、メーンの食品包装用が順調な伸びを遂げている。OPPは13万4,340トンで3.8%増、CPPは9万3,565トンで3.1%増と、ともに牽引車の役割を果たしている。 |