2004年10月28日 |
「夢・化学ー21」 子ども向け「週末実験教室」が充実 |
新たに太陽電池、高性能プラスチック、カイロの3教室 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:宇部興産、昭和電工、三菱ガス化学、日本化学工業協会 |
日化協など化学4団体で構成する「夢・化学ー21」委員会では、子どもたちに化学に親しんでもらおうと、一昨年から東京・千代田区の科学技術館で小・中学生を対象にした「週末実験教室」を開催しているが、今年は新たに3つの教室が加わり、内容がさらに充実した。 「週末実験教室」は、明日を担う子どもたちに、実験を通じた学習の場を少しでも多くもってもらおうと、日化協会員会社が材料を出し合って開催しているもので、子どもたちが、間近に手に触れて化学の面白さや不思議さが実感できるよう内容を工夫してきた。 新たに体験できる教室は以下の3つ。 (1)昭和電工が材料提供する「太陽電池を実際に作ってみる」 (2)宇部興産の「高性能プラスチックを使って自分だけのオリジナルしおりを作る」 (3)三菱ガス化学の「カイロが温かくなる仕組みを解明する」 開催期間は2005年3月まで毎週土曜日(1月1日は除く)、1日3回の開催で、参加費無料。事前予約は不要で、参加したい子どもたちは直接科学技術館に行けば実験に参加できる。 「夢・化学-21」委員会は“子どもたちに化学の夢を”と、小・中学生や高校生を対象に毎年「夏休み子供化学実験ショー」、「週末実験教室」、「大学・高専 化学実験体験教室」などのキャンペーン事業を開催している。また、化学の実力を試す場として「全国高校化学グランプリ」を設けるなどのプログラムも組んでいる。今回の「週末実験教室」は、こうしたキャンペーン事業の今年度最後を締めくくるイベントになる。 問い合わせ先は、日本化学工業協会内「夢・化学-21」委員会事務局 TEL:03-3297-2555 FAX:03-3297-2615 http://www.kagaku21.net/ ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1028jcia.doc |