2004年11月01日 |
スポットナフサの10月の平均は470ドル弱 |
前月比は50ドル高、前年同月を184ドル上回る |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋の調べによると、日本の石油化学企業や商社等が10月中に国際スポット市場で確保したナフサの平均C&F価格はトン当たり470ドル弱となった模様。 9月のC&F価格の平均は約419ドルで前月を1ドル強上回るにとどまったが、10月は一気に50ドル強に広がったことになる。率にするとおよそ12%となる。前年同月に対しては184ドル弱の上昇で、アップ率は65%弱もの高率になったと見られる。 この結果、コントラクトものを含めたナフサ全体の10月中の契約C&F価格の平均は474〜475ドルになったと見られる。これらが日本に到着するのは11月下旬から12月中旬当たりとなる。その時期の為替が仮に108円程度とした場合、キロリットル当たりの円単位の通関価格は3万5,700円となる。今年第3・四半期の輸入価格の平均を6,400円上回る計算になる。 |