2004年11月04日

ダイセル化学・中間期、純利益4倍増 52億円に

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：ダイセル化学

ダイセル化学工業は4日、大幅増益となる04年9月中間期決算を発表した。連結売上高は前年同期比8.4％増の1,478億円、経常利益は94.9％増の119億2,300万円、純利益は392.2％増の52億4,700万円となった。 　 　酢酸セルロースがLCD用フィルム向けに順調に売上高、利益を伸ばした。酢酸も酢酸ビニルやテレフタル酸向けが好調。医薬中間体では光学異性体分離カラムの海外販売が増加した。合成樹脂部門では、ポリアセタール、PBTなどのエンジニアリングプラスチックが、国内自動車やデジタル家電向け、中国向けを中心に順調に業績を拡大した。 【ダイセル化学・中間期（連結）業績】単位：百万円 （ ）は前年同期比増減率％ ◇売上高　　　　147,832（8.4） ◇営業利益　　　13,357（46.7） ◇経常利益　　　11,923（94.9） ◇当期純利益　　5,247（392.2） ◇1株当り純利益　14.51円（2.95円） （連結子会社数：46社） ＜通期（連結）予想＞ ◇売上高　　　　301,000 ◇経常利益　　　23,500 ◇当期純利益　　10,000 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1104daicel.TIF