2004年11月05日
鹿島石油「サルファーフリー」自動車用燃料油設備が竣工
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:鹿島石油、日揮

 鹿島石油(瀬野幸一社長)では、今年2月から総工費約60億円をかけて鹿島製油所内にサルファーフリー(硫黄分10ppm 以下)の自動車用燃料油(ガソリン・軽油)製造設備を建設していたが、5日竣工した。

 同製油所ではガソリンについては脱硫装置を新設、また軽油については既設の超深度脱硫装置に反応塔を1基増設し、脱硫反応の苛酷度を上げてサルファーフリー化に対応する。

【竣工した設備の概要】
(1)サルファーフリーガソリン製造設備
◇名 称 :第6水素化脱硫装置
◇能 力 :26,000BSD
◇投資額 :約45億円
◇工 期 :2004年2月6日〜9月30日
◇施 工 :日揮

(2)サルファーフリー軽油製造設備
◇名 称 :第5水素化脱硫装置
◇能 力 :35,000BSD
◇投資額 :約15億円
◇工 期 :2004年3月9日〜10月13日
◇施 工 :日陽エンジニアリング

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1105japam-e.pdf