2004年11月05日
日本ゼオン・中間期純利益 過去最高の45億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日本ゼオン

 日本ゼオンは5日、2004年9月中間期決算を発表した。連結売上高は前年同期比5.7%増の1,112億5,000万円だったが営業利益は5.5%増の89億円、経常利益は14.4%増の91億円、当期純利益は20.4%増の45億2,000万円と、半期では過去最高の収益をあげた。
 
 エラストマー素材部門では合成ゴムの国内販売がタイヤメーカーの好調な生産に支えられ、合成ゴム全体でも売上高、営業利益は前年同期を大きく上回った。高機能材料部門は「シクロオレフィンポリマー」(COP)が、カメラ付携帯電話やデジタルカメラ用に好調、液晶パネル用導光板や「ゼノアフィルム」も売上高を伸ばした。情報材料関連も大幅な増収、増益を達成した。
 
【日本ゼオン・中間期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高    111250(5.7)
◇営業利益   8901(5.5)
◇経常利益   9096(14.4)
◇当期純利益  4519(20.4)
◇1株当り純利益 18.72円(15.52円)
(連結子会社数:22社)

<通期業績(連結)予想>
◇売上高    224,300
◇経常利益   17,000
◇当期純利益  7,800

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1105zeon.TIF