2004年11月10日
旭硝子財団「ブループラネット賞」の表彰式典を開催
ソロモン博士とブルントラン博士を表彰
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子財団は10日、東京・千代田区の東京會舘に2004年度(第13回)「ブループラネット賞」の受賞者二人を招いて表彰式典を開催した。

 今回の受賞者の一人は、南極のオゾンホールの生成機構を世界で初めて明らかにしてオゾン層の保護に大きく貢献したスーザン・ソロモン博士(米国海洋大気庁高層大気研究所上級研究員)。もうひとりは、環境保全と経済成長の両立を目指す概念「持続可能な開発」を提唱して世界に広めたグロ・ハルレム・ブルントラント博士(元ノルウェー首相・WHO名誉事務局長・「環境と開発に関する世界委員会」委員長)。

 同財団では、両博士に対して賞状とトロフィーならびに副賞賞金5千万円を贈呈した。同財団では、11日13時30分から17時間での間、国際連合大学3階のウ・タント国際会議場で両博士による受賞記念講演会を開催する。