2004年11月11日 |
PSPの10月の出荷、前年比97.1%の1万200トン |
ロールトレーが不調、ラミ丼向けは4ヶ月振りの前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が11日に集計したところによると、同工業会加盟各社の10月における同シート(PSP)の総出荷数量は1万200トンとなった。前年同月の実績を2.9%下回っている。この結果、今年度に入ってからの7ヶ月すべてが前年同月割れとなった。 もっとも、同シートメーカーの多くは、出荷の減少の主たる要因は製品の薄肉化の進展と一部需要家の自製化の拡大という特殊な背景にあると分析、したがって枚数ベースの実際の需要量が減少しているわけではないと説明している。 10月の出荷の内訳は、ロールトレーが前年同月比92.7%の3,960トン、ロール一般が同100.0%の2,080トン、ラミネート丼用が同104.1%の3,290トン、ラミネート一般用が同87.9%の870トン--となっている。メーンのロールトレーは今年度に入ってすべてがマイナス成長となている。一方のラミネート丼用は4ヶ月ぶりの前年超えとなった。 これに伴う今年4月から10月までの出荷の累計は6万7,000トンとなった。前年同期の実績を5.7%下回っている。 |