2004年11月12日 |
中国紹興市が16日に投資環境説明会 |
日系企業がすでに200社近くが進出 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:双日 |
中国浙江省の紹興市は11月16日午後3時半から東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで投資環境説明会を開く。同市は長江デルタの南部にあり、人口443万人、総面積8,256平方キロ。紹興浜海工業区、同袍江工業区、杭州湾ケミカル工業園区などがあり、自動車部品、電子機器、医薬化工、紡績服装などの産業が発達している。 国道、省道が十数本、鉄道は上海−杭州。杭州湾横断道路(2007年完成)の建設も進められている。空港は国際空港の杭州蕭山空港、上海浦東空港がある。港湾は上海港、寧波北侖港など。問い合わせは日本国際貿易促進協会・TEL 03-3506-8261。 16日には王永昌・紹興市長はじめ行政、民間から23名が出席する。国貿促が協力、中国大使館商務処、中国国家観光局、中華総商会、浙江省国際投資促進センター、JETRO、日中経済協会、日中投資促進機構、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、日本航空、全日本空輸が後援している。 紹興市は国家が最初に認可した24歴史都市の1つで2,500年以上の歴史を持つ。政治家の魯迅、周恩来、書道家の王義之、美女西施を送りだした。「塀のない博物館」としても有名で毎年1、000万人以上の観光客が訪れる。 西宮市、富士宮市、富山県南砺市、福井県あわら市と姉妹都市の友好関係を結んでいる。 03年の生産総額は131億ドル、1人当たりのGDPは3,200ドルと高い。外資系企業は3,200社あまり、うち日系は松下、トヨタ、伊藤忠、双日など195社が進出、総投資額が5.39億ドルにのぼっている。 |