2004年11月16日 |
出光興産・中間純損失308億円 北海道製油所の停止響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産が16日発表した9月中間決算は、連結売上高が1兆3,455億円で前年同期比15.0%増加したものの営業利益は40.0%減の276億円、経常利益56.6%減の147億円だった。金融費用などの営業外損益▲128億円、減損会計適用による特別損失▲401億円を計上、当期純損失は308億円となった。 営業利益、経常利益の減少は、主に(1)北海道製油所停止によるコスト上昇(2)原油価格の高騰によって発生したタイムラグ、によるもので「全体的にみれば赤字は一過性のものだ。短期間で正常な状態に戻れると思う」(松井憲一常務執行役員)と言っている。 【出光興産・中間期(連結)業績】単位:億円 ( )は全円同期比増減率% ◇売上高 1兆3,455(15.0%) ◇営業利益 276(▲40.0) ◇営業外損益 ▲128(ー) ◇経常利益 147(▲56.6) ◇特別損益 ▲401(ー) ◇当期純損益 ▲308(ー) セグメント別では、8月に出光石油化学(当時)と合併した「石油化学製品部門」の業績が大幅に拡大した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1116idemitsu.TIF |