2004年11月17日 |
三井化学・中間期大幅増益「減損会計」適用で最終赤字に |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は17日、2004年9月中間期決算を発表した。高純度テレフタル酸やビスフェノール、ポリエチレンなどの中国・アジアでの需要拡大から売上げ、利益とも大幅増大した。連結売上高は前年同期比12%増の5,888億円、経常利益は95,6%増の281億円となった。 一方、財務の健全性を確保するため、「固定資産の減損会計」を当中間期から早期適用するため、遊休資産を中心に減損処理を行った。この結果、当期純利益は58億円のマイナスとなった。配当金3円(年間6円)は変わらない。 【三井化学・中間期(連結)業績】単位:百万円 ( )は前年同期比増減率% ◇売上高 588,810(12.0) ◇営業利益 29,456(56.5) ◇経常利益 28,145(95.6) ◇当期純利益 △5,817(ー) ◇1株当り純利益 △7.41円(4.72円) (連結子会社数:73社) <三井化学・通期(連結)業績予想> ◇売上高 1,260,000 ◇経常利益 70,000 ◇当期純利益 15,000 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1117mitsui.pdf |