2004年11月25日 |
住友製薬と大日本製薬が合併 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、住友製薬 |
住友化学は25日、連結子会社の住友製薬が大日本製薬と合併することについて同日、住友化学、住友製薬、大日本製薬の3社で基本合意し「基本合意書」を締結したと発表した。 合併期日は2005年10月1日とし、合併新会社は住友化学の連結子会社となる予定。住友化学の連結業績見通しへの影響については、合併新会社の業績見通しが明らかになり次第、発表する。 新会社では住友化学が議決権50.1%の株式を保有し、10年間は株式保有を同比率内にとどめる方針。存続会社は大日本製薬で、住友製薬の普通株式1に対して大日本製薬株1.290株を割り当てる。 新会社の社長には大日本製薬の宮武健次郎社長、代表権のある会長には住友製薬の岡本康男社長が就任する。 新会社は2008年3月期に売上高2800億円、営業利益450億円を目ざす。国内事業は消化管運動促進剤「ガスモチン」など主力4製品に注力。収益基盤を強化し、2007年度には年間100億円のコスト削減効果を見込む。 【米倉弘昌・住友化学社長】 住友化学は、医薬品事業を最重点事業の一つと位置付けており、合併により発足する新会社が、厳しさを増す医薬品業界で、先進的な研究開発型製薬企業として発展し、事業価値の最大化を実現していくために、株主として必要な支援をしていきたい。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1125sumitomo.pdf |