2004年11月29日 |
チッソ 「ガラス長繊維強化熱可塑性樹脂」米国で事業展開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:チッソ、日本ポリプロ |
チッソ(本社:東京都中央区、岡田俊一社長)は29日、米国のAudia Group Inc.(本社:ペンシルバニア州)と共同で、チッソのガラス強化熱可塑性樹脂「ファンクスター」を米国内で合弁事業化するためのフィージビリティースタディーを開始すると発表した。 チッソ技術による年産10,000トン規模のプラント建設及び事業運営の可能性を検討する。 「ファンクスター」は、チッソが独自に開発した射出成形用ガラス長繊維強化樹脂で、剛性や耐衝撃性に優れ、射出成形が容易などの特徴をもっている。 同社は、1994年の発売以来、家電、工業部品及び自動車分野等の機能部品、大型構造用部材として用途展開を図ってきた。自動車用構造部材を中心に需要が拡大しているという。 販売は現在、国内向けは日本ポリプロ(三菱グループと共同出資)、海外向けはチッソ独自に展開している。 【Audia Group inc.について】 Audia Group inc.は、Washington Penn Plastic Co.,Inc.、Uniform Color Company及びSouthern Polymers,Inc.を傘下とし、多様な機能性ポリマー、ポリオレフィンコンパウンド及びカラーマスターバッチの開発、製造、販売を行っいる。自動車、電器、包装、住宅、及び商業建築などの分野で米国だけでなく国際市場に様々な製品とサービスを提供している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1129chisso.doc |