2004年12月01日
旭化成ケミ、世界初「アミノ酸系界面活性剤」実用化
「アミノフォーマー」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ

 旭化成ケミカルズ(東京都千代田区、藤原 健嗣社長)は1日、アミノ酸系界面活性剤としては、これまで実現できなかった弱酸性下での「泡立ちの良さ」と「さっぱりとした使用感」さらに「低刺激」、「高生分解性で地球環境対応」の特長を併せ持つ界面活性剤「アミノフォーマー」の実用化に世界で初めて成功したと発表した。6日から発売開始する。

 皮膚と同じ弱酸性下での特長を活かし、スキンケアの洗顔料やボディソープ、ヘアケアのシャンプーの原料として、2007年度国内販売額で5億円の売上げを目指す。
 
(1)アミノ酸系界面活性剤で、弱酸性下での「泡立ちのよさ」と「さっぱりとした使用感」を同時に実現
(2) 弱酸性下での「低刺激」で快適性アップ
(3)高い生分解性で地球環境に貢献
などの特徴を併せ持っている。

 商品構成は液体品と固体品を予定しているが、当初は液体品を先行発売する。2005年に固体品を上市する。販売計画は2005年度の国内販売額1億円、2007年度の国内販売額5億円となっている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1201asahikasei.doc