2004年12月02日 |
三菱レイヨン、液晶ディスプレイ用「プリズムシート」能力2.5倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは2日、液晶ディスプレイの輝度向上用プリズムシート「ダイヤアート」の需要が好調なため、生産能力を現有年産1,200万枚から2.5倍の3,000万枚(15インチ換算)に増強したと発表した。今月から本格生産を開始する。 同社は、輝度向上用プリズムシート「ダイヤアート」Yタイプを、2003年4月から量産・販売開始してきた。1枚の使用でバックライトユニットの明るさが30%向上する新しいタイプのプリズムシートとして、ノートパソコン、携帯電話、ゲーム機などの液晶ディスプレイ(LCD)メーカーから活発な引き合いが続いている。このため今後の需要増に対応しようと、大幅な能力増強を行った。 <プリズムシート> LCDは、液晶自体は発光しないため、光源としてバックライトユニットが必要。ノートパソコンや携帯情報端末用など、おおむね17インチ以下のLCDでは、コンパクトなエッジライト型のバックライトユニットが使用されている。その中でプリズムシートは、バックライトユニットの明るさを均一にするために使用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1202mirayon.doc |