2004年12月02日
中国西安市が投資環境説明会開く
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:NEC、富士通

 中国陜西省西安市から西安高新技術開発区(略称・西安高新区)の管理委員会主任・景俊海氏を団長とする訪日代表団が来日、2日、京都の京都全日空ホテルで同区の投資環境と外資誘致プロジェクト説明会を開いた。

 同団には西安電子科技大学副校長、西安高新区ソフトウエアパーク副主任ら市政府、企業など13人が参加した。日本国際貿易促進協会京都総局、京都商工会議所、京都工業会、ジェトロなどが協力。同新区が中国西部地区で最も強い技術革新力を持つことや航空、宇宙、電子、通信設備、バイオなどの重要な生産基地であることなどを説明した。

 西安高新区は国家級ハイテク産業区であり、電子情報、オプトメカトロニクス、バイオメディシンなどの産業区が形成され、日本から富士通、NEC、NTSなど、ドイツからもインフェニオン・テクノロジーなどが進出している。最近では第1号ロケットエンジンの生産で話題を呼んだ。

 日本の5都市(新潟、東京、名古屋、広島、福岡)から直航便があり、年間40万人の人々が西安を訪れているという。西安は昔の長安。
 問い合わせは国貿促京都総局TEL/075-231-6401