2004年12月03日 |
容リ協会による来年度の再商品化委託単価が決定 |
PETボトルはトン3万1,200円、プラ製容器包装は8万円 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省、経済産業省 |
経済産業省と環境省は2日、産業構造審議会環境部会の廃棄物・リサイクル小委員会容器包装リサイクルワーキングループと中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会の合同会合を開き、(財)日本容器包装リサイクル協会の平成17年度事業計画について審議を求めた。 その結果、同年度における再商品化目標数量をPETボトル19万2,000トン、プラスチック製容器包装63万5,000トン、ガラスびん36万5,000トン、紙製容器包装3万1,000トン--とし、そしてその目標に基づく再生事業者へのトン当たりの再商品化委託単価(特定事業者からの同協会の受託単価)をPETボトル3万1,000円、プラ製容器包装8万円、ガラスびん2,600〜6,400円、紙製容器包装1万2,600円--とすることが承認された。 このうちのPETボトルの委託単価は今年度より1万6,800円安くなる。しかしプラ製容器包装の場合は逆に7,000円高くなる。これは、市町村からの引き取り数量が今年度より28%増えて63万5,000トンとなり、一方の特定事業者からの再商品化申し込み数量が15%減って69万300トンとなる見込みによるもの。 PETボトルとプラスチック製容器包装の平成17年度における分別収集・再商品化計画量と再商品化義務量ならびに再商品化委託単価は以下の通り。 《PETボトル》 ▽分別収集計画量 243,000トン ▽再商品化計画量 315,000トン ▽再商品化義務総量 243,000トン ▽市町村からの引取見込み量 192,000トン ▽再商品化委託申込見込み量 243,000トン ▽トン当たりの委託単価 31,200円 《プラスチック製容器包装》 ▽分別収集計画量 757,000トン ▽再商品化計画量 776,000トン ▽再商品化義務総量 704,000トン ▽市町村からの引取見込み量 635,000トン ▽再商品化委託申込見込み量 690,300トン ▽トン当たりの委託単価 80,000円 |