2004年12月03日
環境、経産の両省、容リ法見直しのヒアリングを終了
年明けから見直しの具体論について意見調整へ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省、経済産業省

 環境省と経済産業省は2日、中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会と産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会容器包装リサイクルWGの合同会合を開き、容器包装リサイクル法の見直しに関する第6回目の関係者ヒアリングを実施した。
 
 この日のヒアリングに招かれたのは、国際環境NGO「FoE Japan」、「全国牛乳パックの再生利用を考える連絡会」、「全国生活学校連絡協議会」、「びん再生使用ネットワーク」--の各組織の代表。同法の施行の現状と問題点、さらには今後の同法の運用等についてそれぞれ意見を述べた。これで、同合同会合でヒヤリングを受けた組織と学識経験者の数は、合計27団体と2人の専門学者となった。
  
 両省では今回をもって関係者からのヒアリングを終了、年明けから一連のヒアリングの結果も念頭に入れながら関係省庁と意見調整しつつ同法の見直し作業に入る。同法については、施行後9年目に当たる平成17年度において見直しを行い、必要と判断された場合は改正することが取り決められている。両省では、来年半ばまでに論議を煮詰めて結論を取りまとめることになりそう。