2004年12月07日 |
三菱樹脂、生分解性プラの「クリアホルダー」大手メーカーの規格品に |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂、ライオン、環境省 |
三菱樹脂は7日「ポリ乳酸」を主原料にした植物系生分解性フィルム「エコロージュ」を使った「クリアホールダー」がこのほど、大手事務用品メーカーのライオン事務器から同社のクリアホルダー用シートとして、採用されることになったと発表した。 植物系の生分解性クリアホルダーは、これまで販促用としての限定的な採用に限られていたが、今回初めて事務用品メーカーの規格品として採用された。同商品は来年1月「生分解性ホルダー」として発売される。 これまでは、一般的に使用されているCPP(無延伸ポリプロピレン)シートと比較して、素材に価格差があることなどから、スポット受注がほとんどだった。しかし、今年4月に環境省のグリーン購入法の特定調達品目に「植物由来のクリアホルダー」が掲載されたことで採用の気運が高まった。同社もシートの薄肉化を図るなどコストダウンに努めた。 なお、ライオン事務器の「生分解性ホルダー」は、東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2004」(12月9日〜11日)のライオン事務器ブース(東6ホール ブース〓615)に出展される。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1207mjushi.doc 写真 http://www.chem-t.com/fax/images/1207mitsubishijushi.jpg |