2004年12月08日 |
ポリプラなど4社、中国のポリアセタール年産6万トン設備 15日完工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス、三菱ガス化学 |
ポリプラスチックス、三菱ガス化学、韓国エンジニアリングプラスチックス、チコナの4社は、中国・江蘇省南通市に建設中のポリアセタール(POM)年産6万トン製造プラントが15日完工する運びになった。4社は合弁で宝泰菱工程塑料(南通)有限公司を設立し、2003年4月から南通経済技術開発区にポリアセタールプラントを建設していた。 商業運転開始は2005年2月の見込み。当初は4月の計画だったが、中国内マーケットの旺盛な需要の伸びに対応するため建設スケジュールを繰り上げた。 現在中国内のPOM樹脂のマーケット規模は年間15万トン以上と推定され、年10%以上の高い伸びをみせている。製造するアセタールコポリマーは、エンジニアリングプラスチックとして、強度、耐久性および潤滑性などの物性にすぐれ、自動車、IT関連機器、電機機器、事務機器、消費材などに幅広い用途をもっている。 【宝泰菱工程塑料(南通)有限公司の概要】 ◇本社: 中国江蘇省南通市、 ◇董事長: 澤田基司氏 ◇出資会社:ポリプラスチックス、三菱ガス化学、韓国エンジニアリングプラスチックス、チコナ。 ◇英語名:PTM ENGINEERING PLASTICS (NANTONG) CO., LTD. ◇設立月日:2001年12月24日 ◇事業内容:POM樹脂およびその他のエンジニアリングプラスチックスの製造、加工および販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1208polypla.doc |