2004年12月08日
プラ協、16年度の技術開発支援テーマを決定
廃プラリサイクルの3件に総額480万円を支援
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は8日、同協会の「平成16年度技術開発支援テーマ」として合計3件の廃プラスチックリサイクル技術開発テーマを選定したと発表した。支援額は3件トータルで480万円とする。
 
 今回選ばれたテーマは
 (1)廃プラスチックスの接触分解油化プロセスの開発=北九州市立大学・研究総額420万円・支援額240万円
 (2)スチームリフォーミングによる廃プラスチックのガス化に関する研究=北海道大学・研究総額250万円・支援額200万円
 (3)マテリアルリサイクルのための近赤外分光スペクトルによるプラスチックの簡便迅速判別法-判別条件の探索とフローチャートの最適化=一関工業高等専門学校・研究総額400万円・支援額40万円
 --の3件。
 
 同協会では、廃プラスチックの処理・再資源化を推進する方策の一つとして平成4年度から一般の技術開発を資金面でバックアップする支援事業を実施してきている。これまでに延べ353件の応募があり、支援件数は今回の3件を含めて50件、支援総額は1億6,845万円に達している。16年度の募集に対しては、企業、大学、研究機関、団体等から合計12件の応募があった。