2004年12月13日
タカラバイオ、マツタケのゲノム解析をホールゲノムショットガン方式で完了
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)は13日、同社のドラゴンジェノミクスセンターで、独自のプロジェクトとして、京都産のマツタケ(Tricholoma matsutake)ゲノムの塩基配列を、ホールゲノムショットガン方式により解読することに成功したと発表した。

 ゲノムサイズが3,000〜4,000万塩基対と想定されるマツタケで、トータル約1億6千万塩基の配列の解読を行ったことから、ゲノム全体の少なくとも80%程度をカバーするゲノムデータを取得したことになる。配列データをアセンブル処理して得られた数千のコンティグ配列に対して、約4,500個の既知遺伝子に新規遺伝子を合わせて約9,000個の遺伝子の部分配列が明らかになったとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1213takarabio.doc