2004年12月16日
タカラバイオ、鹿児島県大崎町に明日葉の乾燥施設増設
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)は16日、鹿児島県の明日葉大崎工場に、明日葉を乾燥加工処理し粉末原料を製造するための「乾燥施設」を増設することにし、建設を開始したと発表した。05年3月から操業開始の予定。明日葉の裁断・乾燥・梱包などを行う設備を有し、明日葉を年間300トン処理する能力がある。これは同社の粉末タイプ製品「明日葉青汁」30万箱分に相当する。

 同施設を設置することにより、生ジュース用の明日葉だけでなく、粉末タイプの製品についてもより効率的な製品管理体制を構築することが可能となる。また明日葉だけでなく、野菜類やキノコ類などの生鮮品の乾燥加工処理も可能で、今後はアグリ関連製品の開発にも活用していく方針。