2004年12月17日 |
昭和電工「グリーン購買ガイドライン」を制定 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工(大橋光夫社長)は17日、CSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)活動の一環として、「グリーン購買ガイドライン」を制定したと発表した。今後、環境に配慮した製品を優先的に購入するための指針とする。またこれを経営の重要課題として位置付け、環境負荷の低減や地球環境保全など環境問題への取組み強化につなげる。 グリーン購買とは、購入品の選定にあたり、コストや品質に加えて「環境負荷」を条件として設定し、より環境に配慮した製品の優先的調達を実践するもので、2001年4月の「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」の施行により、政府機関にはグリーン購買が義務付けられている。 同時に企業や地方自治体にもグリーン購買を進めていくことが求められているが、同社では1995年3月から、化学物質の全ライフサイクルに渡って安全、健康、環境を確保する「レスポンシブルケア活動」を推進しており、グリーン購買はこの活動の一環として位置付けている。 具体的な方法として、まず全社共通で管理購入している事務用品などは、「エコマーク認定品」、「グリーン購入法適合商品」を優先的に購入する。また、各事業部が使用する原材料・包装材料は、ガイドラインにより、購入品別の評価基準を制定する。資機材は、仕様書決定の際にガイドラインに基づいた購入先評価基準を設定し、購入先を選定するとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=2989 |