2004年12月17日
三井化学の子会社「白鳳カントリー」が民事再生手続き
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は17日、ゴルフ場(白鳳カントリー倶楽部)経営の子会社「空港エンタープライズ」(本社:千葉県成田市、中川洋三社長)が、同日付で東京地裁に民事再生手続きの申立てを行ったと発表した。
 
 同社は昭和51年の設立。資本金7億8,500万円(三井化学78.95%出資)。同58年に開場した白鳳カントリー倶楽部を経営してきたが、バブル経済崩壊後は事業環境が悪化、平成6年度から預かり保証金の償還期限が順次到来した結果、会員の中から退会希望が相次ぎ、経営を圧迫していた。
 
 今後は保証金の償還問題について抜本的解決を図り、カントリー倶楽部の維持と、会員のプレー権を守るため、民事再生手続きに基づく再生の道を選択した。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1217mitsui3.tif