2004年12月21日
デュポン、名古屋に「オートモーティブセンター」設置へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン

 デュポン(デュポン・ジャパン、本社:東京都千代田区、小林昭生社長)は21日、日本国内に自動車分野でのシステム・用途開発の拠点となる「オートモーティブセンター」を設立すると発表した。

 デュポングループが一体となって、主に日本の自動車メーカーおよび部品メーカーを対象に活動し、自動車関連ビジネスの拠点になることを目指すが、日本の自動車関連企業の海外展開もカバーすることで、自動車分野でグローバルに活動するデュポンのビジネスを強化していく。

 当初は、燃料関連分野、先進的自動車電気・電子分野、ドアやサンルーフのモジュールシステム、高機能塗料を想定している。

 設立は2005年前半、場所は名古屋市内の予定。組織規模は60人程度の見込み。高機能材料事業部門のエンジニアリングプラスチック、パッケージング材料、高弾性機能材料、電子材料、高機能塗料、テフロンを始めとするフッ素系高機能材料などのマーケティング、技術サポート、システム・用途開発などの応用開発業務を展開する。基礎研究・開発は米国本社の研究所ならびに宇都宮事業所内の中央技術研究所を活用する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1221dupont.doc