2004年12月21日 |
チッソ、健康食品・化粧品用に「魚鱗コラーゲンペプチド」本格販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは21日、健康食品素材、化粧品素材となるコラーゲンぺプチド「マリンコラーゲンオリゴ」(商品名)を05年年初から本格販売すると発表した。 魚鱗から抽出、酵素分解したコラーゲンぺプチドで、厳選された魚の「うろこ」を使用し、高度精製を行うことにより、魚特有の味、匂いを大幅に取り除いた高純度、高品質の製品としている。従来製品に比べ、平均分子量が1,000程度と小さく、胃や腸での消化吸収に優れた分子量サイズになっているのが特徴。 食の安全性が求められる時代に、これまで主流だった牛などから抽出したコラーゲンに比べて、より安全性の高いコラーゲンの需要は、ますます高まっている。健康食品、化粧品用粉末グレード、飲料用粉末グレード及び化粧品用溶液製剤向けの各グレードがある。当面販売量は月間10トン程度の見込み。2ー3年後には40トンを目ざす。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/1221chisso.doc |