2004年12月22日
三井化学、タイで通気性フィルム事業化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は22日、タイで紙おむつ向け不織布を製造・販売している100%子会社のMitsui Hygiene Materials(吉冨文雄社長)で、新たに通気性フィルム製造設備を建設し、事業化することを決めたと発表した。

 同国ラヨン県の工場に年産能力6,000トンの紙おむつ向け通気性フィルム設備を新設する。12月に着工し06年1月に完成、5月から商業生産開始の予定。

 三井化学は現在、名古屋工場に年産7,500トンの通気性フィルム設備をもっており、今回のタイでの事業化により日・タイの2拠点体制となる。東・東南アジア市場では紙おむつの需要が急速に拡大している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/1222mitsui.TIF