2004年12月27日
先週のスポットナフサ価格は小反発
C&F/ジャパンは416ドル半ばに
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 下降傾向にあったナフサの国際スポット相場が先週に入って各地で小幅反発してきた。エチレンセンター筋によると、わが国の大手商社や石油企業等が国際市場で契約するスポットものの価格(C&F/ジャパン)の先週の平均は、トン当たり416〜417ドルとなった模様。
 
 最近のボトムの先々週の平均に比べると、同9ドル強のアップとなる。北西欧のCIF価格は389ドル弱で、これもボトムの3週間前の週平均を10ドル弱上回っている。
 いずれも、原油のスポット相場が2週連続して小幅反発していることに伴っての上昇と見られる。今後の動きは、欧米の気候しだいで決まりそう。